現実においてはもちろんのこと、夢の中であっても殺人現場を見るのは大変ショッキングですよね。
目が覚めても非常に印象に残っていることが多いのではないでしょうか。
殺人現場に関する夢は一見悪い予感がしますが、基本的には良い兆しを表していることが多いようです。
しかし、そのシチュエーションによって多少意味が異なってきます。
人物、自身の立場や感じた印象を思い出しながら、どんな意味を表しているのか詳しく見ていきましょう。
殺人現場に遭遇する夢
夢占いにおいて『死』は、新しく生まれ変わることの象徴として吉夢と言われます。
あなたの中で何か問題やストレスによって葛藤が生じている状況であり、抱えている仕事や人間関係での不安や怒りが、夢の中で誰かが殺害されることで変化していくことを望んでいる心境の現われです。
しかし、望んでいるのは良いのですが、殺人現場に遭遇し傍観しているのであれば、その変化を誰かに依存している、誰かの助けを待っている意味合いが強くなります。
つまり、望んではいるものの、自分で積極的に動こうとしていない状況であることを、夢が忠告しているのです。
現状を変えたい気持ちが高まっている時ですので、自ら変化を起こす努力をし積極的に行動を起こし、絶好のチャンスを逃さないようにしましょう。
殺人現場で死体を見る夢
夢占いにおいて『死』は生まれ変わることを象徴するため、『死体』においても再生、再出発、喪失感、気持ちの整理等を意味します。
心の中に人間関係や仕事においてなかなか乗り越えられない問題があり、今のあなたは大きなストレスを溜め込んでいる状態なのではないでしょうか。
再生を意味する死体を見ることで、高まっていたストレスが緩んでいき客観的に問題を見つめられるようになってきます。
つまり、引っかかって乗り越えられずにいたことが、幼い自分から成長することによってクリアになり、改善されていくことでしょう。
殺人現場で大量の血が印象的な夢
夢の中であっても上記のように死体を見るのは衝撃ですが、大量の赤い血を見るとよりリアルに感じるのではないでしょうか。
なぜなら、夢占いで『血』が、人間が生きていく上でなくてはならないエネルギーを象徴しているからでもあるでしょう。
再生を表す死体から大量の血が流れている夢を見たなら、人からエネルギーを与えられることを暗示しています。
新しい出発や挑戦に、身近な人からの嬉しい助けの手や援助があるかもしれません。
ただし、自分から流血していたなら逆の意味となり、運勢が下がっていくことを意味しますので、落ち着いて行動することが大切です。
知人や自分に近い人が殺される殺人現場の夢
家族、恋人、友人、上司や部下等、自分にとって近い人が被害者となる殺人現場の夢を見たなら、夢の中で死んでいる人との関係にストレスを抱えており、問題を解決して関係を改善したいと考えている意味を表します。
ただし、殺人犯があなた以外で、知人が殺害されているのを見ている夢であれば、自分から解決するのではなく誰かに助けてもらいたい気持ちの方が強いようです。
自分の問題なので、自分から関係を克服することが大切です。
対して自分が知人に殺人を犯す夢であれば、相手に対して抱く強いストレスや怒りが緩和されていき、自身の意識が変わっていくので、自力で関係を修復したい気持ちの表れと言えるでしょう。
知らない人が殺される殺人現場の夢
あなたの知人ではない、つまり知らない人が殺される殺人現場の夢を見たら、要注意です。
知らない被害者が殺される現場を見ていたなら、誰か特定はできなくとも身の回りであなたに恐怖や不安を与えている人がいることを表しています。
感じた恐怖が大きいほど、あなたを追い詰めていると言えるでしょう。
また、あなた自身が知らない人を殺していたなら、今あなたが対人関係において大変なストレスを抱えており、知らない人を殺害することでストレスを発散しようとしているのです。
今の心理状態を理解し、自然な形で自分のストレスを解放するとともに、言動に注意して周囲と接するようにしましょう。
殺人現場で殺人犯に追いかけられる、犯人から逃げる夢
夢の中であっても追いかけられるのは心地良い気がしません。
追われるのが殺人犯とあっては、目覚めたときにも恐怖を感じそうなものです。
夢の中で逃げることは、現在人間関係にトラブルがある、または仕事上での重くのしかかる義務や責任から逃げ出したい、不安や恐怖を感じており開放されたいと思っている心情を表します。
殺人犯から逃げるのであれば、抱えている問題が、長年の小さい頃からの課題なのではないでしょうか。
無事に殺人犯から逃げ切れられれば、抱えている問題は深刻なものではなく、近いうちに解決されていくでしょう。
対して逃げ切れずに目が覚めた場合は、問題が根深く変化に対して躊躇して変われずにいるようです。
逃げずに立ち向かうことの大切さを、夢は教えてくれているのです。
殺人現場で巻き込まれて自分も殺される夢
殺人犯に襲われる夢の場合は、あなたの中の不安やストレスに気持ちを押さえつけられている事を表すのですが、逆に殺されてしまうと、転じて大変な吉夢となります。
抱え込んでいる自分自身の嫌な部分によって起こっている問題に対して、変わりたい、自由になりたい気持ちが高まっています。
そして自分が殺されることで、今まで変えたかった習慣や捉われていた考え方が死に、新しく生まれ変わる再生の意味を象徴しています。
抱えていた問題、ストレスから解放され、運気が上昇していくことを表していますので、何か新しい挑戦をするのに良いタイミングと言えるでしょう。
殺され方が激しければ激しいほど良い運気ですので、安心してください。
殺人現場で犯人と戦う、犯人を捕まえる夢
殺人現場で犯人とあなたが戦う夢を見たなら、あなたが自分の中で長年抱えている問題や課題、変えたいと思ってはいるけど変えられずにいる事と、今あなた自身が立ち向かって乗り越えたいと強く願っていることを表しています。
そして犯人を捕まえることができたなら、抱えている問題に対してポジティブな思考のほうが上回っているため、この先無事に解決へ向かうことを暗示しています。
誰かに頼むのではなく、自分から改善するために行動しようとする気持ちが高まっているため運気が上昇しており、吉夢といえるでしょう。
乗り越えるチャンスですので、自分を信じて動いてみてください。
殺人現場で推理、捜査をする夢
殺人現場であなたが犯人を推理し捜査する夢を見た場合、あなたの中にずっと抱えている大きな問題があっても、現在は心理状態が落ち着いており客観的に解決方法を見出そうとしていることを表しています。
犯人を特定しようとしている行動が解決しようという気持ちの表れであり、犯人はあなたを助けてくれる人物を意味しています。
犯人だと特定した人が、現実であなたが解決したい問題のサポートをしてくれる人になるようです。
ただ、自分が向き合うべき課題に対して、援助を目的とはせず自分で乗り越えようとすることで、あたたかい手を差し伸べてくれる人が出てくるでしょう。
自分が殺人を起こす殺人現場の夢
自分自身が殺人犯となる殺人現場の夢は、あなたの心理状態が非常に追い込まれた状態であることを表しています。
あなたが人間関係等で問題を抱えているために見る夢なのですが、誰を殺したかによって意味が異なります。
被害者が恋人であれば、相手に対して不満やストレスを抱えているものの、夢の中で恋人を殺すことで問題が解決されていくことを意味しています。
親を殺す夢なら、親離れし自立していく覚悟ができていることを表し、友人を殺す夢では友人は自分自身を意味するため、自分が死んで新しく生まれ変わる、再生の意味が強くなります。
しかし、知らない人であればあなたが現在非常に強いストレスを抱えており、理性で抑制できないくらいネガティブ思考が選考している状態のようです。
いずれにしても、自分が人を殺すアクションは非常にショックな行動です。少なからずとも、攻撃的になっていないか落ち着いてみて、ストレスを解消していく努力をしましょう。
まとめ
殺人現場の夢を見たなら、たいていの人が目覚めたときに何かの意味があることを感じるでしょう。
衝撃的な夢だからこそ、良くも悪くも意味するところが非常に強いテーマであるのではないでしょうか。
意味するものが何であれ、気付いていなかった自分の心境に気付き、上手くストレスや問題と向き合っていくきっかけにするための手段として、夢占いを活用できると良いですね。
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