ツインレイ男性は絶望し全てを捨てる「現実の崩壊」を経験し覚醒する

この世でたった1人の運命の相手ツインレイ。その出会いの喜びは何ものにも代え難く、お互いが特別な存在だと心から実感するものです。

しかし、ツインレイにとって出会いは甘く楽しいものだけではありません。それどころか、苦しくて辛い日々の幕開けにもなります。

特にツインレイ男性は孤独で闇を抱えるため、ツインレイ女性との出会いによって足元が救われるような、身を切られるような恐ろしい絶望を味わうことになるでしょう。

この絶望感を、ツインレイの「現実の崩壊」と言います。

現実の崩壊とは一体何で、どうして起きるのでしょうか。お相手を想うツインレイ女性にとっても気になるところですね。

そこで今回は、ツインレイ男性の「現実の崩壊」と、現実の崩壊を乗り越えた先にある愛の降伏に向けてツインレイ女性は何が出来るかについて解説していきます。

今まさに混乱の中にいるというツインレイ男性、お相手の様子がおかしいと感じているツインレイ女性はぜひチェックしてくださいね。

ツインレイ男性がボロボロになる「現実の崩壊」とは

ツインレイが出会いを果たし、ラブラブで甘いひと時を味わった後、ツインレイ男性はわずかな恐怖を胸に感じるようになり、やがてそれはツインレイの「現実の崩壊」となって彼を襲います。

この「現実の崩壊」という言葉は、ツインレイであればどこかで目にしたことがあるでしょう。

ツインレイ男性の「現実の崩壊」とは、「ツインレイ男性が今まで信じてきた価値観や自分の軸となる考え方が覆されるような体験をし、人生や現実そのものが崩れ去るような感覚に陥ること」を指します。

また、「その現状を自分が受け入れられないために起こる混乱や不安感、精神的な落ち込み等の症状のこと」も意味するのです。

ツインレイ男性の現実の崩壊は、1つのものではなく、さまざまなものが複雑に絡み合って起こるもので、具体的に1つの事柄を指すものではありません。ツインレイ男性が混乱状態に陥ってしまう原因すべてを現実の崩壊と言ってもいいほどです。

ツインレイ男性が感じる現実の崩壊の中で、わかりやすく代表的なものとして、「ツインレイという概念そのもの」あります。これについて少しお話しましょう。

ツインレイ男性は、「自分がツインレイで、運命の相手がいる」ということ自体が認められないために、混乱してしまいます。

現実的で理性的、科学的なものを根拠として生きてきたツインレイ男性にとって、ツインレイをはじめとするスピリチュアルの世界は異次元です。「運命の絆で結ばれた2人がいる」こと「同じ魂を分かち合った」ということは、にわかには信じがたいでしょう。

しかし、これまでの自分でしたら「何を馬鹿なことを」と突き返すようなこの問題も、そう無視はできなくなっています。ツインレイ女性と出会って、確かな運命の出会いを感じている自分もいるからです。

ツインレイ女性と出会って、生まれる前からの縁としか考えられない体験をいくつもします。頭ではわかっていても、心が勝手に動いてしまうこともあるでしょう。

自分の中には確かに変化するものがあるのに、ツインレイ男性はそれまでの数十年間で大切にしてきた理性的で現実的な価値観を捨てることができません。

この2つの相反するものの間で、ツインレイ男性がおかしくなるのですね。彼の精神は揺れ、混乱し、ある時ついに崩壊をしてしまうのです。

ここでは、スピリチュアルと現実性の例を挙げましたが、他にもツインレイ男性はさまざまな混乱を抱えます。愛とプライド、立場・地位、あるがままの願いと世間体など、相反する価値観の間で悩まされることになります。

その混乱時の感覚は、今までの人生がまるでスクリーンに映された虚構であったような、積み重ねてきた現実がすっかり足元から崩れ去るような虚無感を伴うものです。

ツインレイ男性は現実の崩壊によって、今まで経験したことのない喪失感と絶望感を味わい、強い精神的なショックを経験します。

ツインレイ男性が全てを捨てる「現実の崩壊」で起きること3つ

ツインレイ男性が現実の崩壊を経験すると、どんなことが起こるのでしょうか。代表的な3つのものをご紹介していきます。

詳しく説明していきます。

ランナーとしてツインレイ女性から逃げる

現実の崩壊が始まった序盤の段階では、ツインレイ男性はこの苦しみをなんとか回避しようと考えます。

現実の崩壊は、ツインレイ女性と出会うことで始まったので、「ツインレイ女性さえいなければこんな気持ちにならなくて済んだはず」「全ての原因はツインレイ女性がいることだ」と考え、彼女から逃げようとするでしょう。

現実の崩壊のきっかけは確かにツインレイ女性との出会いにありますが、根本的な原因はツインレイ男性の決心ができない彼の魂にあります。

インナーチャイルドを抱え、自分に自信のないツインレイ男性は、世間体や周囲からどう見られるかなど、自分の本心とは別の価値観を作り上げてきました。そのためこれまでの価値観に確かな裏付けや心がなく、少しのことでその考えは揺らいでしまうのです。

ツインレイという絶対的な存在に出会ってしまったら、崩れ去ってしまっても仕方のない部分もあるでしょう。

一旦揺らぎ始めた価値観は、止まることなく不安定なまま。彼自身の問題なのですから、ツインレイ女性から離れるだけでは現実の崩壊は止まることはありません。

精神崩壊する

ツインレイ男性は自分の魂ではなく、立場や他人と比較してどの位置にいるかなど、相対的な価値観に従って生きてきました。

エゴの言いなりになり、承認欲求を満たし続ける日々もあったでしょう。

このようにツインレイ男性の心を表現すると、あまりにも打算的な人間に思えますが、私たち人間は大なり小なりエゴに振り回されて生きているものです。ツインレイ男性のこれまでの価値観は、現代に生きていれば普通の感覚をとも言えます。

ツインレイ男性にとってはあまりにもナチュラルで、本人としてはありのままの大切にしたい人生であったのに、それがある時から「それではいけない」「これはおかしい」と自分自身で感じるようになるのです。

「昇進すれば幸せになれる」「お金があれば安心できる」「家族がいれば幸せの形がある」そう思っていたのに、それでは自分は幸せを感じられないかもしれないという不安が襲ってきます。

一方で、実は現実的にもツインレイ男性はさまざまな困難がある時期です。仕事の異動や家族の問題が重なり、自分の精神も不安定になります。

内と外の混乱の中で、ついには精神崩壊してしまうツインレイ男性もいるのです。

これだけしていればいい、お金さえ稼げば良い、立場があることが望ましい、といった心の拠り所であった価値観も今や頼りなく、ツインレイ男性は何にすがることもできずにただただ苦しみます。

ツインレイ男性がサイコパスのように変化し、荒々しく怒ったり、かと思えばしくしくと泣いていたりといったうつ状態のような症状を感じる人もいるでしょう。

自信喪失し統合からリタイアを考える

ツインレイ男性の現実の崩壊が進んでいる時に、追い打ちをかけるような出来事があると、ツインレイ男性はとうとう自信を喪失し、統合からのリタイアを考えてしまいます。

この時、ツインレイ男性はまだ自分がツインレイということには気づいていないために、実際には「統合を諦めるぞ」「リタイアして来世に託すぞ」と思うわけではありません。

ただ、ツインレイ女性のことをもう愛そうとしなくなるのです。「愛の反対は憎しみではなく無関心」という言葉もありますが、ツインレイ男性はツインレイ女性を「忘れよう」とすることさえなくなります。結ばれる、結ばれないに無関心になるのです。

全てを放棄するという気持ちが強くなり、ツインレイ男性が気づく前に、ツインレイ女性のことも忘れていきます。

統合からリタイアしたツインレイ男性は、また地球の三次元的な価値観（地位や名誉、「良くなりたい」「誇れる自分でいたい」という価値観）を取り戻していき、生活は大分楽になります。

このお相手のリタイアについては、タイムラグがありながらも片割れであるツインレイ女性も気づく時が必ずきます。

ツインレイの魂は2つで1つなので、片方だけがリタイアを知らず頑張り続けるということはあり得ません。

ランナーとしての苦悩と試練を乗り越えると深い愛に目覚める

ツインレイ男性の現実の崩壊は壮絶で、できれば訪れない方が良いと思うかもしれません。

しかし、ツインレイ男性はこの現実の崩壊を経験することで、価値観が再構築されインナーチャイルドが癒され始めます。

そしてツインレイ男性が好き避けするのをやめて、自らの愛を受け入れ、深い愛に目覚めることになるのです。

逆に現実の崩壊を経験しなければ、いつまでたっても魂は成長せず、居心地の良い三次元の世界に留まっているでしょう。

いわば現実の崩壊は、ショック療法であり、夜明け前の一番暗い時の状態。とても辛いですが、その分乗り越えれば、新しい自分に出会うことができます。

ツインレイ男性に「愛の降伏」を促す条件

ツインレイ男性の「愛の降伏」とは、チェイサーである「ツインレイ女性からの無償の愛を受け入れること」「愛に気づき、自分も愛してるということを認めること」「サイレント期間の終わりが訪れ、覚醒を迎える準備が整うこと」を指します。

ツインレイ男性は現実の崩壊を乗り越えて、運命も愛も全てを受け入れるのです。

ツインレイ男性が気持ちを言わない状況が続いても、愛を受け入れることができれば、統合は近いでしょう。いわば愛の降伏は統合の前兆とも言えます。

このツインレイ男性の愛の降伏の手助けをするのがツインレイ女性です。ツインレイ女性の振る舞いによって愛の降伏は先延ばしになることもありますし、早く訪れることもあります。

ここからは、ツインレイ男性に愛の降伏を促す条件に付いて3つご紹介していきます。

無理して連絡を取ろうとしない

ツインレイ男性が現実の崩壊に突入したら、ツインレイ女性はしばらく距離を置いた方が良いでしょう。

その理由は2つあります。

1つは現実の崩壊に入ったばかりのツインレイ男性は、かなり強いバイアス（＝考え方の偏り）がかかっているからです。

バイアス、認知バイアスとは、自分の思い込みによって偏った考えや非合理的な判断をしてしまうことを言います。

自分に都合の良い情報ばかり集めたり、逆に自分に都合の悪い情報は無視してしまったりするのも認知バイアスの一種。

たとえば、テレビで他地域の災害を見ても「自分のところは違う、自分は大丈夫」と思ったり、出身大学が優秀な人や賞歴がある人は、他の人よりも優秀だと判断したりするのも認知バイアスによるもの。私たちも普段から経験していますね。

ツインレイ男性は現実の崩壊に入ったとき、壊れだした自分の価値観を何とか留めようと、このバイアスのかかり方がひどくなります。

うまくいったことは自分のやってきたことが正しかったのだと思い、うまくいかないことを他人のせいにしようとするので、自分が嫌な思いをしたことは何でもかんでもツインレイ女性のせいにしようとするでしょう。

ツインレイ女性と離れても状況はかわらず、目の前では仕事がうまくいかなかったり、家庭での問題も出てきているのに、それは無視して、全てをツインレイ女性によるものとしたりも。

こんな状態のツインレイ男性の前にツインレイ女性が現れてしまうとそれはもう大変。タイミング的に彼は現実でもさまざまなことが起こっているのですが、それをツインレイ女性が現れたからだと決めつけるので、あなたのことが大嫌いになってしまうことも考えられます。

もう1つは、この現実の崩壊を乗り越えられるのは、ツインレイ男性自身でしかないためです。

ツインレイ女性は直接的には彼を助けることはできません。

ツインレイ男性は自分で現実を受け入れて対応していくことで、彼の価値観は少しずつ変わり、現実も良いものになっていきます。

この過程は決して一瞬のことではなく、1つ1つを乗り越えていくもので時間もかかります。

ただ、それを積み重ねていくからこそ、魂は磨かれ成長していくことができるのです。

もちろん縁があってツインレイ男性に出会うタイミングもありますが、無理をして会ってはいけません。

無理やり会うことは不可能ではありませんが、そのようなことをすればツインレイ男性が積み上げてきたこの学びの過程に水を差すようなことになりかねないでしょう。

無償の愛を実践する

ツインレイ女性は、片割れと離れている間に無償の愛を実践することに集中しましょう。

無償の愛とは、ツインレイの本来の愛。相手への見返りを求めない、純粋な愛の形です。

ただ、この無償の愛を実践するのはとても難しく、ツインレイ女性もなかなか到達することができません。

「私が愛した分だけ愛し返してほしい」「愛を感じたいから一目会いたい」深くお相手を愛しているツインレイ女性でもそう願ってしまいます。

ただ、現実の崩壊の真っ只中にいるツインレイ男性は、このようなエゴ・執着による愛に敏感でもあります。

ツインレイ女性の「会いたい」「あなたが欲しい」という思いを感じると、余計にツインレイ女性を恐れ、遠ざけたくなってしまうのです。

反対に「あなたが幸せであればそれで良い」という無償の愛には安心し、愛は純粋で素晴らしいものなんだという価値観も次第に出来上がっていきます。

ツインレイ男性に現実の崩壊を乗り越えて愛の降伏を願うのであれば、ツインレイ女性は無償の愛を実践していくことです。

無償の愛はなかなか得られるものではありません。まずはお相手ではなく自分をしっかりと愛しきること。自分を大切にできなければ、相手を大切にすることはできないからです。

ツインレイ女性はまずは自分に向き合い、無償の愛を少しずつ築いていきましょう。

自分も闇の克服を進める【インナーチャイルドを癒す】

ツインレイ男性と同じく、ツインレイ女性の心の中にも闇があります。ツインレイ女性の闇の特徴は、強い依存性です。

ツインレイ女性はとても優しくて感受性が豊かで、他人思いという特徴がありますが、言い換えれば主体性がなく、他人に依存気味であるとも言えます。過去に親子関係や友人関係に振り回されたり、好きになった人に尽くし過ぎてしまいボロボロになってしまった経験はないでしょうか。

ツインレイ女性が自分の意思を大事にできなくなってしまった要因は、幼少期にあります。

もともと優しく頭の良いのツインレイ女性は、大人の顔色をうかがうのが癖であり、自分が何を言えば良いのか、どう動けば物事がうまく進むのかを無意識に考えて生きてきました。

ただそういつもうまくいくわけではなく、怒られたり、険悪になったり、ネガティブな結果になることもあります。

ツインレイ女性は傷つきながらも、真面目でもあるので、そんな時「自分がいけなかったんだ」「今度はもっとうまくやりたい」と思います。

この繰り返しをするうちに、ツインレイ女性は他人優先の考えになり、より他人に合わせようとし、自分の意思を大事に思えなくなってしまっているのです。

ツインレイ女性はこの傷つきやもどかしい複雑な想いを、インナーチャイルド（＝内なる子ども）として大人になっても心に抱えています。

このインナーチャイルドを癒し、自分軸で生きられるようにならなければ統合を迎えることができません。

ツインレイ男性も頑張っています。ツインレイ女性は自己統合を進め自分のインナーチャイルドに向き合いましょう。

闇の克服のためには、内なる声を聞くことです。あの時どうしたかったのか、今どうしたかったのかよく話しを聞いてあげます。

過去の自分を抱きしめてあげると共に、現在の自分をしっかりと愛してあげること。あなたが幸せであることが、過去の自分の喜びにもなるのです。

ツインレイ男性は闇を引き受け自らの愛を受け入れると覚醒する

ツインレイ男性は、現実に起きていることをきちんと捉えて、自分の価値観の変化を認めてあげることで大きく成長をします。

その過程で、ツインレイ女性のことを愛している自分の素直な気持ちも受け入れることができるでしょう。

ツインレイ女性を「好き」「愛している」と思っても、状況的にすぐにかけつけたり、抱きしめることはできません。

しかし、愛を認めることによって、ツインレイ男性の心は温かくなり、ツインレイ女性が自分に向けてくれている無償の愛に気づくこともできます。

ここまでくると男性側の準備は整い、「ツインレイ男性の覚醒」を迎えることになります。

ツインレイの覚醒とは、自分がツインレイであることに気づくというものです。「ああ私には生まれる前からの運命の人がいて、その人と結ばれる道を今も歩んでいるんだ」と気づき、またエネルギーも数段階上がり、性エネルギー交流は一層盛んになります。

仕事や家庭、お互いとの関係などツインレイを取り巻く現実の環境もガラリと変わっていくでしょう。

現実の崩壊を乗り越えることによって、ツインレイとしての道は一気に開かれていくのです。

ツインレイ男性の孤独はレイ女性だけが癒し救済できる。優しく見守ってあげて。

ツインレイ男性の孤独な心は、現実の崩壊を乗り越えなければ根本的に救われることはありません。現実の崩壊前までは、自分の本当の心に蓋をして作り上げた自分、価値観で生きているので、いくら周囲に優しくされても認められても、孤独は孤独のままなのです。

そしてその現実の崩壊は、しっかりと苦しみ、傷つき、それでも自分で再構築していく必要があります。

現実の崩壊は自分で乗り越えるものですが、この時ツインレイ女性だけがツインレイ男性の力になることができます。

魂の片割れ同士は離れていても魂の深層で繋がっているので、愛を送ることができるし、ツインレイ女性が自分の問題をクリアして成長すればするほど、自分の高くなった波動やツインレイへテレパシーを送ることができるためです。

残念ながら、現実の崩壊の真っ只中にいるツインレイ男性はかなり敏感で、ツインレイ女性を遠ざけようとしてなかなか会うことはできないでしょう。

物理的には近くにはいられないかもしれませんが、2人には実際の距離よりも近い魂の絆があります。

それを忘れずに、彼を見守り、また自らの闇を癒していって下さいね。

ツインレイは自分に向き合うことが、お互いを助け統合へ向かう近道となります。どうかあなたの魂も救われ、2人が愛に溢れますように。そう願っております。